2026年に改訂を予定
ISO 9001
品質マネジメントシステム

ISO9001改訂情報

ISO9001は、2026年の改訂に向けて鋭意作業がすすめられています。

規格改定のポイント

新たな焦点『気候変動と組織文化』

①品質方針に基づいて、部門別及び階層別、かつ個人レベルが品質目標を設定し、改善活動を推進するため、組織の質を向上することができます。
②トップ マネジメントの責任に品質文化及び倫理的行動が追加された。

単に仕事を管理するだけじゃなくてあるべき組織風土を育てていくことが正式な要求事項になった。
あわせて、QMSの有効性に対する責任等もより直接的にトップマネジメントの責任であることが明示された。

洗練されたリスクと機会への取り組み

リスクと機会がよりはっきりと分けられた。
これらは全く違う考え方で、それぞれ 目指すゴールも違うんだよっていうことが 明確にされた。

今回の改訂で変わらないもの

①マネジメントシステム共通の骨格 になっている上位構造
②プロセスアプローチ
③PDCAサイクル 
④顧客満足へのフォーカス

組織としての準備

①トップ マネジメントが気候変動とか品質文化とか倫理的行動とか新しく求められることについて認識すること
②計画のプロセスの見直し。まだ リスクと機会を分けて考える仕組みを今のうちから検討すること。
③附属書Aに記載されている用語の変更点の確認し来るべき変化（改訂版の発行に）に備える。

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